あとがき(という名の言い訳)

こんなところまで読んでいただいて、どうもありがとうございます。
お約束通り「愛してしまったようじゃ」になる話です。
これでお星様シリーズはひとまず完結ですね。何しろ、「結ばれておる」はもう書いちゃってますから。それに、1作目でアレスを殴り損ねたリーフ様が今回とうとうアレスに拳を見舞うことに成功しましたから、課題終了です。

では今回の話を振り返りまして…。
リーフ様、ごめんなさい!!
決して悪気はないんです。ただちょっと、莫迦なことをして欲しかっただけで。って、ああ、何を言っても言い訳にもならない(- -;)
すべてはLUNAの経験不足と文才のなさによるものです。
ごめんなさい、ごめんなさい、…………(兵種スキル(?)「平謝り」発動中)

さて今回、フィンはちょっと謎の言動や行動をしてくれてます(^^;)
キュアン様より軽い?ラケシスより運びやすい??
実は、キュアン様はフィンより重くて背が高いくせに「私を引きずって運ぶ気か」と言って背負うか抱えるかしないと拗ねるし、ラケシスはフィンに抱き上げられるとはしゃぐから運びにくいんです。あの状態ではしゃがれると、負荷は大きいですよ〜。
そして、今回のフィンは「娘のキスシーンを目撃してしまった父親」なんですわ(^^;)
だって、あの薬湯って一口で飲ませられるような量じゃないんだもん。大きめの湯飲み茶わんいっぱいくらいの量があるから、ナンナは何回かに分けてアレスに口移ししてます。だから、最初に辺りを見回した時にはいなかったはずのフィンが、その最中にお茶持って来ちゃってたんです。そして、慌てて逃げさった(^^;)

そして今回のナンナはなかなか積極的でしたねぇ。
口移しはもちろんのこと、剣の訓練だって。
あんなの口実ですよ。ずっとリーフに捕まってて会えなかったから、一緒に居たかっただけなんです。ナンナなりに知恵を絞って(正確にはLUNAが無い知恵絞って ^^;)考え出したデートプランなんです。あれなら、アレスも優越感を刺激されて悪い気はしないだろうし、リーフは病み上がりだから仲間に入れないし。
それがわかってるから、フィンはお弁当を作ってバスケットに詰めてあげたんです。もちろん、ナンナはうまく言い繕って作ってもらったつもりなんですが…。
それに、夜中にアレスの部屋に忍んで来るし。って変な意味じゃ無いですけど(^^;)
夜中にちょっと様子を見るだけのつもりで忍んで来て、そのまま、高熱に浮かされてるアレスの看病してたから風邪引いたんですよ。
挙げ句の果てに、最後になってアレスに薬湯のことがバレちゃいましたね。きっとアレスは、意識がなかったことを残念がっているでしょう。

ところで、誤解が無いように言っておきますが、アレスが倒れたのは最初が「脳貧血」で次がリーフ様に殴られた時に頭を打っての「脳しんとう」です。決して、熱のために倒れた訳じゃありません。
倒れる程の高熱なら気が付くって(^^;)
で、「脳貧血」を起こすと目の前がブラックアウトするって言う人がいますけど、LUNAは視界が真っ白に染まります。もっとも、実際にLUNAのそれが「脳貧血」かなんて、わかんないけど。だって「脳貧血じゃないかな?」って言われたそれが本当にそうなのか、その時の状態も見えないし、普通の貧血みたいに血液比重を調べてわかるものでもないし。
でも、アレスにはLUNAの経験に基づいて、視界を真っ白に染めてもらいました。
ああ、それから、ナンナがアレスに見愡れたシーン。LUNAの趣味入りまくりです。いい男が伏せ目がちに息をつく時の表情って、美女より色気があると思うの〜(*^^*)

それでは、ここまでお付き合い下さって本当にありがとうございました。

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