設定資料集
(親世代キャラ)
- アイラ
- 死神兄妹の母親で、ホリンの妻で、シャナンの叔母。
兄亡き後はシャナンを必死に育てて来た。そのために一時は寄り付く者は全て敵とでも思っているかのようなピリピリした雰囲気を漂わせていたが、影から見守り続けたホリンのおかげで少しは角がとれた。
現在は、中等部の剣道部顧問として講師の立場で雇われている。
- アゼル
- ティルテュの夫で、ティニーとアーサーの父で、アルヴィスの異母弟。
高等部の化学教師で、バイク通勤者。
怒り持ちの家族の中で如何に家内安全を保つかに心を砕いている。
ティルテュとは未だに幼馴染みの友達感覚が抜け切らないが、お互い様なので上手くいっている。
- アルヴィス
- ユリウスの父で、ヴェルトマー本家の当主。ファラフレイムの使い手。
元警察庁長官だが、ユリウスの引き起こした事件の所為で職を失う。
以来、山荘に隠って表舞台からは姿を消したが、ヴェルトマー本家当主としての影響力は今なお絶大なものがある。
- エーディン
- レスターとラナの母で、ミデェールの妻で、ブリギッドの双子の妹。
エッダ教を信仰するハイプリーストだが、教えを狭義に受け取り過ぎて精進料理しか取り扱わなかったり、家族のものは自分のものと思ってたりして周りに多大な迷惑を掛けている。
- エスリン
- キュアンの妻で、リーフとアルテナの母で、シグルドの妹。
警備会社『レンスターガード』の副社長。
社長夫人なのに「家族の世話は自分の手で」と家政婦を雇わず仕事と家事を両立させている兼業主婦。
- エルトシャン
- ラケシスの異母兄で、シグルドとキュアンの親友で、アレスの父。ミストルティンの使い手。
ノディオン法律事務所の所長で、某企業の顧問弁護士。バカ社長を相手に、日夜孤独な戦いを繰り広げている。
ラケシスが高等部に上がった頃、忙しさにかまけてちょっと(1年近くだが、忙しすぎて本人の感覚ではちょっと)留守にしていたらその隙にフィンと結婚されてしまった哀れな人。
「お兄様みたいな人じゃないと…」と言っていた妹の口癖から、どのくらい「お兄様のような人」なのかを確かめてやろうとフィンと剣を交えてズタボロに叩きのめしたら気が晴れたので、以来ストレスが溜まるとフィンに八つ当たりしている。
- キュアン
- エスリンの夫で、リーフとアルテナの父で、フィンの主で、シグルドとエルトシャンの親友。
警備会社『レンスターガード』の社長で、ゲイボルグの使い手。
大会社というわけではないので、大掛かりな仕事の時は社長自らが警備に当たることもある。その際に大怪我を負い会社が傾きかけたが、フィンのおかげで復帰後も何事もなかったかのように社長の座に返り咲く。
- クロード
- エッダ教の教主であると同時にグランベル学園の保険医を一人でやっている妙な人。
しかし、滅多に出番がないため、普段は本を読んで過ごしている。時には、怪しげな本も…。
- シグルド
- ディアドラの夫で、キュアンとエルトシャンの親友で、セリスの父で、シアルフィ家の当主。ティルフィングの使い手。
学園理事長の御落胤とも知らずにディアドラに一目惚れしてあっさり結婚。うかつにもちょっと目を離した隙に、ディアドラを見失ってしまう。
しかし、数年後に戻って来たディアドラの空白の時間を深く追求することもなく、流されるままに高等部学長の座に就任し、仕事もせずに売れない詩を綴ったり少女小説を読みふけっている。
- ジャムカ
- ファバルとパティの父で、ブリギッドの夫。ヴェルダン家の現当主。
兄がエーディンをかどわかしたのがきっかけでシグルド達と出会う。その後、兄達の悪事が次々と発覚し、その心痛が原因で父が亡くなり、結果としてヴェルダン家の所有する広大な山林や森は彼が継いだ。
しかし、管理はエルトシャンの事務所に任せて本人は気ままに狩人生活をしている。
- ディアドラ
- シグルドの妻で、セリスの母で、学園都市創設者の直系。ナーガの使い手。
川に落ちたシャナンを助けようとして自分が川に流され、記憶喪失になってアルヴィスに拾われる。本人は知らなかったが、当時の学園理事長の息子クルトとアルヴィスの母シギュンの間に生まれた不義の子。
記憶を失っている間にユリアを産み落とし、ちょうど前後してユリウスを産んだアルヴィスの妻が亡くなったので、ユリウスの母親代わりも務める。
数年後に記憶が戻りシグルドの元に戻って来たが、今度は川に流されてからの記憶を失くしてしまったので、ユリアの事も忘れている。
- ティルテュ
- アゼルの妻で、ティニーとアーサーの母。バーゲンが大好きな専業主婦。
忘れっぽい性格で、いつも明るい。
- デュー
- 元盗賊だが、エーディンに諭されて盗賊から足を洗った。
現在はお助け鍵屋をしている。
ジャムカにも良く懐いていたので、彼等が留守にしている間にファバル達の面倒を見てくれたこともあったし、現在もいろいろ気に掛けている。
- フィン
- ナンナ(とデルムッド)の父で、ラケシスの夫で、キュアンの部下。
レンスターガードの社長秘書兼財務管理室長。
キュアン達が仕事中に大怪我を負ったため、アルテナとリーフを預かって育てる。
倹約と家事の天才で、10代で4人の子供と子供っぽい妻と傾きかけた会社の面倒を纏めて見た優れ者。
幼い頃事故で両親を亡くし、レンスター家に引きとられてキュアンには弟のように可愛がられた。
- フュリー
- レヴィンの妻で、セティとフィーの母。
元はシレジア家に仕える『ペガサスナイツ』の一員。
現在は、留守がちな夫にかわり姑と共に財団経営を切り盛りしている。
- ブリギッド
- ファバルとパティの母で、ジャムカの妻で、エーディンの双子の姉。イチイバルの元使い手。狩人生活に神器は不要とばかりに、さっさと息子にイチイバルを譲った。
幼い頃オーガヒルで行方不明になり、そこを根城にしていた海賊に育てられる。
内部分裂で殺されかけたところをシグルド達に救われ、彼等と行動を共にしていたジャムカと意気投合し、後に結婚。
ユングヴィ本家からは戻って来て家を継ぐようにと言われたが、ジャムカと一緒に狩人生活をしている。
- ホリン
- 死神兄妹の父親で、アイラの夫。
幼い頃からアイラを思い続けるも相手は人を寄せつけないので、影から見守り、手助けし続けた。
現在は、アイラと共にシャナンの手伝いをしたり、グランベル学園の剣道部の臨時コーチを務めている。
- ミデェール
- レスターとラナの父で、エーディンの夫。
元はユングヴィ家に使えていた護衛官。エーディンと結婚した時、ユングヴィ家の婿養子になり分家としてこじんまりとした家を一軒もらう。その後は、ユングヴィ本家の護衛官を育成する仕事を手伝っている。
エーディンに逆らうことなど出来ず、毎日彼女の弁当を持って仕事に出かけるため、精進料理攻めから逃れられることは殆どない。
- ラーナ
- レヴィンの母。
放蕩息子の代わりに財団経営に奔走する嫁を助けてくれる優しい姑。
仕事の合間に息子の愚痴をこぼしながらお茶を飲むのが日課と化している。
- ラケシス
- フィンの妻で、ナンナ(とデルムッド)の母で、エルトシャンの異母妹。
スキルのカリスマを活かして、モデルとして絶大な人気を誇っている。
好き嫌いが激しく、かなり我がまま。しかし、仕事中の彼女は凛とした女王様のような存在。コンセプトに応じて、少女のような魅力を振りまくことも出来る。
一方、身内の前では精神年令が一挙に低下し子供っぽい振る舞いが目立つ。また、暇に任せてゲームばかりしているため、その腕前はかなりレベルが高い。
- レヴィン
- フュリーの夫で、セティとフィーの父。フォルセティの使い手。
シレジア音楽財団の総帥だが、仕事を放って遊び歩いている。
家に帰ってくることは滅多になかったが、最近は何故か頻繁に帰ってくるようになった。
- レプトール
- イシュタルの祖父。
昔、ラーナに横恋慕したが全く相手にされず、仕事上でもシレジア音楽財団がトールハンマーの驚異に恐れおののいて諂ったりはしなかったので、シレジア家を憎んでいた。
数年前に、脳溢血で死亡。