あとがき(という名の言い訳)

こんなところまで読んでいただいて、どうもありがとうございます。
LUNAの妄想の暴走による終戦後のお話し(その1)です。今回はかなり真面目に書きました。それでも時々、お遊びが入っちゃうところはありますけどね。

で、ちょっとアリオーンの身の振り方について、解説しておいた方がいいのかな?(^^;)
あの「決して自害出来ない」ってことについて。
アリオーンって騎士で王族だし、敗戦しちゃった場合に他者に従うより自害しちゃっても不思議じゃないタイプなんだけど、でも死んじゃいけないんですよね。だって、ダインの血を継いでるのはアリオーンだけでしょう。どこかにうっすら継いでる人くらいいるかも知れないけど、この際それは置いといて、アリオーンがこのまま死んじゃうとダインの血筋は滅んじゃいます。
聖戦士の血に連なる者(特に神器を継ぐ者)って、その血を未来へ繋げていく義務があると思います。そりゃ、神器が必要になるような事態なんて無い方がいいけど、だからって無為に滅ぼしていいものでもないでしょう。己の信じることのために戦って、結果的に命を落として滅んじゃったならともかく、自らの手で滅ぼしてしまうことは決して許されないのだと、LUNAはそう信じています。

さて、アレス×ナンナ派のLUNAのおかげで、うちのリーフはナンナに振られて独身です。レンスターに王妃はいません。となれば、アルテナがアリオーンと結婚して子供がうまれた場合、成りゆきとしてはその子が王位を継ぐことになります。
でも、それでいいんじゃない? 作中でリーフに語らせた通り、その方が平和かもね(^^;)

それでは、ここまでお付き合い下さって本当にありがとうございました。

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