あとがき(という名の言い訳)

こんなところまで読んでいただいて、どうもありがとうございます。
久しぶりのゲーム版アレス×ナンナ創作です。って、少し前に書いたフィン×ラケのシリアスの前半に入ってたけどさ(^^;)
一応、カップル成立の瞬間入りにしてみました。とは言えやっぱり、遠回しな表現が多いです。でも、いつぞやのように真綿で首締めたりはしてないもん♪
タイトルは、またしてもTWO-MIXの曲から付けさせていただきました。

今回のナンナは、かなり鈍いです。
ナンナはフィンやアレスがどんな思いをしてたのか、気付いてません。
だから、どうして皆がナンナの行動を責めないのか不思議に思ってます。
フィンに手を上げさせてしまったことについてはショックも受けてたし反省もしてましたが、実は「滅茶苦茶心配させちゃったんだぁ」としか思ってなかったりして…。いざとなったらフィンはナンナの軍規違反を自分の監督不行届きだって言うつもりだったなんて、想像だにしてないでしょう。
ちょっと娘に甘過ぎますわよ、フィン父様。でもこれまでずっと真面目だったナンナの、一生に一度の我が侭かも知れないと思うと、どうしても甘くなってしまうんでしょうね。
アレスの方は単純に、ナンナが自分の所為で咎め立てされるのを少しでも防ぎたかったからなんですけど…やっぱり甘いわ。でもナンナは、これで悪影響を受けるような性格ではないから、まぁいっか(^^;)
ナンナはアレスのことも、随分とナンナの活躍を強調してくれてるし珍しくセリスに対して謙虚な姿勢を取ってるなぁ、とは思ってますが、まさかアレスが「少しでもナンナの罪を軽くしてやろう」と必要以上に責任をとろうとしてるなんて思ってません。
もっとも、おまけの最後にリーフ様からとくとくと説明を受けてますから、そこでやっと事の重大さに気付いたことでしょう(^^;)

ちなみに、軍規違反云々で怒るのはレヴィンとオイフェくらいです。そのうちでオイフェはフィンの意図を覚って「何も言わないモード」に入ります。そしてレヴィンは、おまけに書かれてた通りです。
あとナンナを心配して、無事に帰ったらいっぱい文句を言ってやろうと思ってた人たちの内、パティは聡いからフィンとアレスの意図をすぐに覚ります。そして、気付かなそうな人たちであるところのフィーとラクチェとデルムッドには、聡い人が傍にいますから…。「何も、あんなにひどく殴らなくても…。」って思ってナンナに対する文句を飲み込んで、あとでフィンに対する不満を口にしたところでセティ様やシャナン様やレスターくんからきちんと説明を受けられるはずです。

ところで、今回のアレスは普段以上にフィンに懐いています。
おまけの会話を見ると解ると思いますが、リーフ様に対する台詞とフィンに対する台詞で言葉遣いが違うんです。
いっぺん書いてみたかったのよね、こういう関係のフィンとアレス(^^)
でも、ちょっと気が引けたので隠しページにしてみました。あっ、おまけが発見できなかった方が誤解しないように言っておきますけど、怪しい関係じゃないですよ!

それでは、ここまでお付き合い下さって本当にありがとうございました。

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