FEレポート(第2回)
LUNA: | 解放軍は、この辺りでキャンプを張っているはずなのですが・・・。 |
男: | そこの女!どけ!! |
LUNA: | え?あっ、うぎゃ〜!!(きらきらきら〜)(どさっ) |
セティ: | お怪我はありませんか? |
LUNA: | あっ、セティ様(*^^*) |
セティ: | コープルのレスキューが間に合って良かった。 |
コープル: | お役に立てて光栄です。 |
LUNA: | あ、ありがと。 セティ様ぁ〜、恐かったですぅ〜(TT)(ぎゅう) |
アーサー: | なにを見え透いた演技してんだよ、この大根。 |
LUNA: | 大根とは何よ、このお気楽魔道士! |
セティ: | LUNAさん? |
LUNA: | し、しまった(- -;) |
アーサー: | 化けの皮が剥がれたな。 |
フィー: | この程度で騙されるなんて、お兄ちゃんは甘いわね。 |
セティ: | フフッ、そうかもしれないな。(とさっ) |
LUNA: | ううっ、折角セティ様に・・・。 |
フィー: | 何か言った? |
LUNA: | いえ、その。 |
ナンナ: | 大丈夫〜?怪我しなかったかしら? |
LUNA: | あら? |
フィー: | ああ、平気平気。 怪我もないし、図々しい程ピンピンしてるわ! |
LUNA: | 図々しいは余計だよ。 |
アーサー: | そうだよ、フィー。 口は災いの元って言葉知らないのか? リプレイで虐められても知らないぞ。 |
LUNA: | お気楽魔道士。あんたもだよ。 |
アーサー: | やばい! 逃げるぞ、フィー。 |
ナンナ: | あなただったんですね。アレスの馬に跳ねられかけたのは。 |
LUNA: | アレスの・・・(クラ〜) |
セティ: | あ、大丈夫ですか?しっかりして下さい! |
コープル: | ライブかけてみましょうか? |
ナンナ: | レストの方が効くんじゃないかしら? |
アレス: | 何やってんだ、お前達。 |
ナンナ: | ああ、この人が気絶しちゃったのよ。 |
アレス: | ちょっと、貸してみろ。 |
ナンナ: | どうするつもり? |
アレス: | こうするんだ。(ぐいっ) 起きろ、軟弱者!! |
ナンナ: | ストッ〜プ!殴っちゃダメ〜!! |
アレス: | 止めるな、ナンナ。これが一番手っ取り早いんだぞ。 |
ナンナ: | 永眠しちゃったら、どうするのよ。 |
アレス: | ちゃんと、手加減してやるから大丈夫だ。 |
ナンナ: | ダメったら、ダメ!! |
LUNA: | ん? |
セティ: | あ、気が付いたようですよ。 |
アレス: | おい、お前。 |
LUNA: | アレス? きゃ〜、ごめんなさい。反省してます。だから、殺さないで〜! |
アレス: | ・・・。 |
コープル: | 何だか、錯乱してるみたいですね。 やっぱりレストかけておきましょうか? |
ナンナ: | とりあえず、その手を放してあげたら? |
アレス: | あ?ああ。 |
LUNA: | ☆※★〜 |
セティ: | あの・・・LUNAさん?何で私の後ろに隠れるんですか? |
LUNA: | だって、アレスってば、すごく怒ってるみたいなんだもん。 |
セティ: | だからって、私のところまで逃げなくてもいいでしょう。 |
LUNA: | だって、ここが一番安全なんですもの。 |
アレス: | おい、ひとを猛獣みたいに・・・。 |
ナンナ: | 似たようなものよね。 |
アレス: | ・・・ナンナ? |
ナンナ: | でもね、アレスは怒ってなんかいないわよ。 |
LUNA: | 本当に? |
ナンナ: | ええ。 あなたを跳ねそうになったことを一言お詫びしようと思って、私達は戻ってきたんです。 |
アレス: | 悪かったな、前方不注意で。 |
LUNA: | あ、いえ、こちらこそ、ふらふらと進路妨害して・・・。 |
アレス: | しかし、おかげで俺がお前にどういう目で見られてるのか、よくわかったよ。 |
LUNA: | ひえ〜!! セティ様、助けて下さい。私はまだ死にたくありません。 |
セティ: | LUNAさん? |
アレス: | だから、どうしてそこまで怯えるんだ? |
ナンナ: | あなたが睨むからでしょ。 |
LUNA: | だって、だって、エルト様と同じくらい格好良くて強そうなのに、全然紳士的じゃないんだもの(TT) |
アレス: | エルト様? |
フィン: | エルトシャン王のことですよ。 |
アレス: | 父上の? こいつは、父上の知り合いなのか? |
フィン: | ええ、親世代でもレポートにいらしてましたから。 エルトシャン王のところにも伺ったことがありますよ。 |
LUNA: | フィン? |
フィン: | お久しぶりです。 |
LUNA: | うん、久しぶりだね。元気そうでよかったわ。 |
フィン: | おかげさまで。 あなたは、本当にお変わりありませんね。 |
LUNA: | まあ、時間の流れが違っちゃってるからね(^^;) |
フィン: | それで、また懲りずにレポートして回ってるんですね。 |
LUNA: | えへへ(^^;) だって、子世代には親世代よりイイ男が多いんですもの。 |
フィン: | 困った人だ、まったく。 |
セティ: | LUNAさん、あなた、そういう観点でレポートにいらしてたんですか? |
LUNA: | はっ、やばい。 |
フィン: | ええ、以前から主目的は好きな殿方にお会いすることだったようですよ。 どうやら、今回はセティ様にお会いしたかったらしいですね。 |
LUNA: | きゃ〜、何で分かっちゃったのよ!? |
フィン: | そりゃ、まぁ・・・。 それより、アレス様の気がそれてる内に早くお帰りなられた方がよろしいのではないですか? |
LUNA: | そ、それもそうね。 うん。ありがと、フィン。 また来るから、その時はリーフ様のところに案内してね。 |
フィン: | 承知いたしました。 但し、リーフ様に無礼なまねは許しませんからね。 |
LUNA: | わかってますって(^^;) |
-End-